総括

　今シーズンは、夏前に天候が不順でフィリピン海の温度が高くて低気圧が急速に発達をした。夏過ぎは西寄りの風で結果、釣行回数が少なかった。目立った物は、5月頃に鯖が釣れだし順調にいくかと思ったが、急激な温度変化で、姿を消してしまって、渋い時にも遊んでくれる鯖の、ありがたみを知った。
　釣行回数が少なくなったのには、以前は、実際に前浜まで出て海の様子を見て、判断していたが、風読みがある程度、進んで来ると、自宅で周りの状況と天気図で海面を想像して取り止めるケースが多くなったのだが、僚艇のパラダイスさんの報告で「今日は。良い凪だった」と言うこともあった。今年で船を手に入れて、10年が経った。10年間、天気図を眺めていて、やっと図から偏西風が読めてきた。そして、少しだけだが平面の図が立体に見えてきた。来シーズンは、風裏の検証をしてみようと思う。　
今年は、同行にtomo君達の他に、ガンちゃんが加わった。来シーズンは、にぎやかなりそうだ。

「みなさん、来年もサルカンを宜しく、お願いしますm(__)m」すいか
「君は、俺の御袋か」さるかん
「こんな息子。やだぁ～(>_<)」すいか

清水発-14・12年12月14日(金)

晴れ・気温・0.6～12.6℃
１２時-静岡市曲金・10.4℃-南東 -1.8 ｍ -日照　1.0　
湿度・43％-気圧・1028.4hPa。
日の出/日の入り 　6:46 / 16:36
干潮時（潮位）　11:57（79）
満潮時（潮位）　6:32（165） / 17:19（159）
波（m）外駿河湾　　2メートル
清水・平均有義波-0.22ｍ・周期-5.3秒・波向-Ｅ 
潮    　 大潮
濁り　　笹
沖風向　-10:00-北-
潮流向　---
場所　薩埵・13:00-温度11.0゜・水温12゜   
釣行　10：00～14：30
釣果　赤甘鯛　・　黄鯛（連子鯛）*2

今回は、ブログで知り合った「がんちゃん」との釣行で、薩埵沖で太刀と甘鯛のリレーをした。
　2日前から東シナ海にあった低気圧が発達しながら偏西風に乗っている。伊豆沖にある高気圧の位置から、西から南西の風が吹きそうだ。予報でも午後から8ｍの南西と出ていた。しかし、過去3回の今回と同じ図と予報で沖出を取り止めて自宅に居る時に、僚艇からのメールで、ベタ凪だったと云うのが1通ある。と、云うことは、3割の確率でベタになることになる。ひょっとすると、ベタ凪になるかもしれないと思っていたが、憶測の域を出ないので、彼には黙っていた。昼までは、沖に居られると思うが、彼も単独で沖に出ているので、急変して、その前に揚がっても、素直に受け入れてくれるだろう。
　9時にマリーナに着くと、既にがんちゃんが待っていて、軽く挨拶を交わして準備に取り掛かった。流石に単独で沖に出るだけに手際よい。河岸を払って真埼を廻ると、思っていたよりはナライが、きつくない。私は、乗船した者をゲストではなくて、海技助手と思っている。もしも、何かアクシデントがあって1人になった場合でも港に帰ることができる様にしておきたいので、港を出たところで、彼に簡単な操船を教え、進路を告げて舵を任せた。「燕」よりは小さいが、単独で操船をしているとあって、波の受けも良くて航跡も、ふらつきも無くで綺麗である。
　昼頃からベタ凪になって、次にくる南西に構えていたが、再び北東に転じた。振り向いて日本平の方向の雲を見ると北西の風を示していので、風が回っているようだ。低気圧が発達していないのだろうか。風読みが全て外れた。風裏は難しい。
書き疲れたので、釣行の様子は、「がんちゃん」にしてもらおうと思います。

※「がんちゃん」のブログ。フィッシング＆スモールボート

http://blog.livedoor.jp/j850722/

沖からの風景・山立て