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2008年6月16日 (月)

ppm(ピーピーエム)・分率

 ppm(ピーピーエム)、新聞紙面やニュース番組で良く見たり聞いたりするが、良い記事では、滅多に出てこない。ppmは、パーセントやパーミルと同様に分率を表すものでparts per million(パーツ・パー・ミリオン)の頭文字をとっている。ppc(parts per cent)パーセント・%・百分率は、100を基準にした3桁比で一番よく使われる。パーミル・‰・千分率は、目立つ存在ではないが、k(㌔)やℓ(㍑)の4桁比で血中アルコール濃度や海水の塩分濃度に用いられるなど、探して見ると以外と多く見つけることができる。ベーシスポイント・1万分率などもあるが、これは証券や株の取引など金融経済の世界でよく使われているようだ。ではppmのmは、ミリオンで100万(1,000,000)と言うことになり、100万分率ということになる。7桁との対比となると小さな単位でのことは分かるのだが実際に、どのような量なのか実感が湧いてこない。mg/Lの関係なのだが研究や薬剤で使うような専門的な感じがする。そのような場合は、具体例を幾つか挙げると分かりやすい。たとえば、1ppm的概念は、100万円に対しての1円・100万画素デジカメの1画素・1kmで1mmの勾配・1㌧トラックの荷台に1円玉(1g)・1㎥に1cc・1GBに1KB・ドラム缶に4滴、などを考えると、だんだん馴染みやすくなる。そして、それがいかに小さな物であるかが分かる。1㌔走って1㍉の上り坂は、ゼロではないので確かに上っているのだが、平坦な道にしか思えない。テーブルの上に100万円の札束と1円玉がある場合と1円玉が100万個との場合では、驚くほどの違いを感じる。
 実生活で使われているパーセント・百分率を1として考えると、ppm・100万分率は、ppc・%の1万分の1で私たちに影響を与える力がある物質を含んでいることになる。多くの残留農薬(自然分解・除去されずに残った物)の安全数値は小数点以下のppmでppc・%の10万分の1以上にされている。残留物に関しては、種類が多いこともあるが、何度も「基準値を超えた」との報道がある。これは最終的に使う側に、日常において使われているppc・%の10万分の1を扱かってる意識の高さによる。最初は、高い意識も、毎度、扱っているうちに慢性化し、意識レベルが低下してppc・%的感覚に近づいてくるのではないだろうか。

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