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2008年2月 1日 (金)

g・グラムとmg・ミリグラム

 色々な職場に行ってみると、使われる重さの単位の違いを耳にする。食品や食材は、出荷場や小売店ではトン・tやキロ・kを良く使う。人は意識をしていないと、1回の食事で汁を除いて1kg以上を摂ることは難しいために、家庭の料理時に使う単位は殆をどグラム・gを使う。口にする物で一番小さな単位を多く扱う者は薬剤師の世界ではないだろうか。
 栄養素にも、ビタミンやミネラルのように微量で生物の代謝に関係する物がある。自然界の生物も、微量で作用するために、固体に含まれる割合も少なくなる。古来、人も生物である以上、色々な食材をバランスよく摂取していれば大きな問題はなく生きていけるはずだった。しかし、現代を生きる私たちには文明の進歩と共に、様々なストレスが掛かってきているために、体内のバランスを取り難くなってきている。その一つとして、生活習慣病(旧成人病)・ガン・老化などの原因物質と言われているスパーオキシド・・や活性酸素、フリーラジカルなどは、元々食材に含まれる抗酸化物質のビタミンCやEなどにより抑えられていたのだが、バランスの不均衡から現代人の体内に増えつつある。それを食材から補うようにすると大変な量になってしまう。そこで食材から必要になる物質だけを抽出したサプリメントなどに頼る。
 食品を扱う上では、g単位で行うことが、栄養補助食品などはmg単位で扱われる。パッケージにmg単位で表示をされていると、薬のイメージが強くて効能を期待してしまうが、食品なのである。よって目安は書いてはあるが処方はない。薬品のようにmgで扱われていることから微量で人体に影響を与える物質であることが分かる。
 食品はグラム・gでと考える私には、ミリグラム・mgは、千分の一の世界である、見方を変えると人体にとって千倍の影響力を持った物質の世界でもある。人の致死量を使えば、人も病原も死ぬ毒薬でも、適量では病原までが死に、人が死ななければ良薬になる。突飛な話になってしまうが、醤油も1リットル飲み干せば、中に含まれる塩分により死んでしまう確立が高い。死ぬ気であれば別だが誤飲することはない。しかしこれが千倍の力があったら、小さじ1パイの醤油で死んでしまい、大いに誤飲も考えられ食品世界では猛毒で扱いはしないだろう。薬品世界では、その様な物を扱う。そして、それを取り扱う者は、食品取扱者の千倍の注意力を持って扱っているのだろう。そして食品群の中に、私の考えるところのmg扱いのサプリメントがある。私的には、法の枷が付いてないため簡単に手に入ることは大歓迎なのだが、精製された力のある物質であることを忘れてはならない。

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